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2016. 11. 28
朝日新聞でスポチャンが紹介されました!
2016年11月28日付け夕刊 朝日新聞

チャンバラ ワラシも 愛好者40万人「サムライに興味」

 「スポーツチャンバラ」(スポチャン)という日本発祥の競技がある。柔らかい刀や剣で、それこそチャンバラごっこのようにたたき合う。「サムライ文化」に魅せられる外国人も多く、愛好者は40万人を越える。

 「礼!」「始め!」。日本語の合図で競技が始まると、「刀」で相手の体をたたく音が館内に響いた。今月6日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場の体育館。イタリアやインド、ロシアなど30カ国・地域から約1300人が集まり、世界選手権大会が開かれた。

 スポチャンは、横浜市で剣道道場を営んでいた田辺哲人さん(74)=国際スポーツチャンバラ協会会長=が45年前に始めた。「剣道の面は重く、竹刀は当たると痛い。もっと自由にできないか」。子どもが安全に楽しめるよう、柔らかい刀や剣を考案した。愛好者は日本を含む65カ国・地域で40万人以上いる。

(後略)


現地指導22年、政変も越えて
 8人の選手が来日したエジプトチームには、現地で22年間指導にあたる日本人女性がいる。マリアム進士洋子さん(62)だ。
 77年から現地に暮らす進士さんがスポチャンを知ったのは、一時帰国した91年。文化交流にと茶道の催しや着物のファッションショーを開いてきたが、スポチャンは、礼儀作法を習いながら気軽に汗を流せるのが魅力だった。横浜市の道場に2年間通い、指導ができるまでになった。
 カイロ市内にアパートを借り、じゅうたんを敷いた約60平方メートルの部屋で、長男と友人約10人にあいさつから教えた。負けを認めたがらないエジプト人の性格に困惑した。
 それでも口コミで広がり、100人以上が通うまでになった。アハマド・ザムザムさん(37)は「スポチャンは日本への入り口。興味が深まり『バクマツ』の歴史を勉強するようになった」と話す。

(後略)

(木村健一、高野裕介)