![]() 「こんな風に剣を何本も持ってもいいんですか?」 (彦いちさん) 「自由です。でもそれでは勝つのは難しいですね」 (田辺会長) |
何でもありが楽しい 子供のころ、新聞紙を丸めた「剣」を振り回し、チャンバラごっこをやった記憶のある人は多いはず。もちろん私もその一人。 今回は、それをそのままスポーツにしてしまった「スポーツチャンバラ」、略して「スポチャン」に挑戦すべく、横浜市にあるスポーツチャンバラ協会本部の門をたたいた。 「たのもう〜」 「ど〜れ」 笑顔で迎えてくれた田辺哲人会長(61)は、銃剣道七段の猛者で、自衛隊、警察などで指導を経験したとか。お堅い印象だったが、話し始めるとざっくばらんな人だった。 「スポチャンは安全、自由で楽しいもの。実は、大上段に何々道などというのが好きではないんです」 |
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スポチャンで最も大事なのは「自心判定」。斬られたら「参りました」と自分から申告するのである。試合の時、審判が判定する前に「私、負けました」という事も少なくなという。 もう一つ、エイジレスも大きな特徴だ。年齢、性別を越えて平等に競技できるスポーツは意外に少ない。しかしスポチャンでは、小学生が大人の剣道有段者に勝つことだってあるのだ。 「斬られたら相手が達人だろうが素人だろうが負け。有段者だって、あぐらをかいてちゃダメなんです」と田辺会長。話を来ているだけでワクワクしてくる。 道具を見せていただき、基本の持ち方を教わる。服装も自由だという。「だって袴なんか着ていたら動きづらいし、すぐ斬られるよ。」エアーソフト剣はたたかれても全く痛くない。こりゃ子供は大喜びだ。 インストラクターの田辺賢一さん(36)も「教える私も楽しい。何より自由ですから、子供たちがいろんな技を出すので驚く事も多いです」と語る。 剣を持って、田辺会長と向かいあう。剣の達人は、子供のような目をしている。自由で縛りのないスポーツチャンバラ、試合は次回のお楽しみだ。エアーソフト剣の火花が散るぜ! | |