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刺突部位は主として面、胴。致命傷になる部分の護身道である。 面部(顔面のこと)斬る、という術も有効である。 かばい手や足を突いた位では決定打とはいえない。 やはり、腹部を中心に胸部や喉部などが重要な部位である。 45cm以下には投技、蹴技、捻り技などフルコンタクトであるが、それらは真正技であるためダウン以外は有効打とみなされない。 競技上の留意点は、蹴技を禁止している過保護武道は蹴技に若干の恐怖心を抱く者もいるが、この部門に依って、それらを克服することに主眼があるので、恐がらずに行うことがよい。 又刃物に対し蹴りや投げは過信をしてはいけない。 刃物は一突きで生命を奪う威力があるからだ。 審判上の留意点は試合者は近接し、又、スピードが速いため誤審が生じ易い。 又〔当止め〕と〔見切り〕との技術の相違も看破しなければならない。微妙な力加減を見抜く練成が必要であろう。 |
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