槍

YARI 200cm以下(分解図) \23,100(税別)
※ 槍・杖・棒の持ち手部分の色は、変更される場合が有りますのでご了承下さい。

槍をスポーツとして研究精進することは、極めて意義のあることである。
飛び道具を除き、人類が手に持てる獲物でこれ程戦果を上げたものはない。
極めて単純で直線的な強さは、古くより戦闘の中心となって活躍した。
現在の日本でも旧家の長押(なげし)に掛槍があり、往年の「サムライ」の栄華を残す、それ程一般的に親しまれてきた槍であった。
物を持った剣術が徒手空拳の「三倍段」であるというならば、槍はその「剣術の三倍段」の利はあるといえる。
それ程優れた槍術はいま、一部古武道などの型に残るのみで、ほとんど顧みられることもなくなっている。
それは、身軽なスポーツのとして活用がなされなくなっている。
それは、身軽なスポーツとして活用がなされなかった我々の責にもあろう。
スポーツの祭典であるオリンピックでも槍は、「槍投げ」として残っているが、やはり日本では両手に把持し、その使術を競う方が忠実的になじみやすいといえる。
直線的で無駄無理のない強い使術を認識する事も、スポーツチャンバラを修行するものとして、当然のことである。

【 長巻(ナギナタ) 】200cm以下 NAGINATA
もとより、なぎなた、ながまさ、大身槍などはその使術に大差はない。
突くか、薙ぐかのどちらかを主としているかで名称を分けているだけである。
実戦となってしまえば、突く薙ぐ、払う掏う、叩く、打つ、その時々によって、ありとあらゆる使術が、自在に飛びかう、のであり、ヨーロッパのパルチザンなどおおむねその全てをかね備えている。